健康配信#9【歓送迎会に備えて!】お酒に強い人・弱い人の違いは何?

こんにちは。メディカルスタッフの杉本です。

春は出会いと別れの季節。歓送迎会が多くなるシーズンです。

そこで!3月は【二日酔い予防月間】と称し、酔いのメカニズム、お酒を飲む時のポイント、お酒と睡眠・病気との関係など、お酒にまつわる生活に役立つアレコレを紹介します。

翌日にお酒が残らず楽しくお酒が飲めるように、毎週の配信をチェックしてください!

本日のテーマ『お酒に強い人・弱い人の違いは何?』をお話します。

結論は、親から受け継ぐ『遺伝子』の違いです。

お酒は肝臓でアセトアルデヒドに分解されますが、分解酵素である『アセトアルデヒド脱水素酵素2』(ALDH2)が遺伝子によって違います。
※アセトアルデヒドは有害物質で、顔を赤くしたり、吐き気、頭痛などの不快な症状、二日酔いを引き起こします。

遺伝による3つのタイプ


①活性型:お酒に強いタイプ。分解能力が高い遺伝子を受け継いだ人で、お酒を飲んでも赤くならない人が多いです。

②不活性型(低活性型と呼ぶ場合もある):全く飲めなくはないが、基本的にはお酒に弱いタイプ。普段から飲んでいないと顔が赤くなる人もいます。

③失活型:全くお酒を飲めないタイプ。奈良漬やウイスキーボンボンでも赤くなってしまう人もいます。

あなたはどのタイプでしたか?

このタイプは、後天的に変わりません。体質的に飲めない場合、無理して飲むことは危険です。(遺伝以外にも、男女差、年齢差、体格差も影響します。)

日本人などモンゴロイド系の人々は、活性型が50%程度、不活性型が40%程度、失活型が10%程度であり、ヨーロッパ系やアフリカ系の人々に比べてお酒に弱いと言われています。

補足:お酒を飲んだ時の体内でのメカニズム


アルコールを摂取→脳のはたらきが麻痺し、酔いを感じる→肝臓でアセトアルデヒドに分解→アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで、無害な酢酸に分解→尿、汗、呼気となって体外に排出 ということが起こっています。

来週はお酒を飲む前・飲んでいる時・飲んだ後にできる具体的な工夫をお伝えしていきます。